LGBT当事者人事に聴いた、どこよりも社員を大切にする会社・FiNCって?

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LGBT当事者人事に聴いた、どこよりも社員を大切にする会社・FiNCって?

はじめに

はじめに
2012年4月。代表・溝口さんが、「多くの人により健康になってもらうために正しい知識や知恵を届けたいと思っても、対面で提供できる人数やサービスには限りがある」という気づきから、スマートフォンを使った健康管理アプリを提供すべくFiNCは設立されました。
事業は今やスマホアプリだけにとどまらず、健康をチェックする検査サービスのほか、スポーツジム運営なども積極的に行われています。

FiNCが社員全員のビジョンとして掲げているのは、「一生に一度のかけがえのない人生の成功をサポートする」という言葉。

人が「ああ、幸せだ」「今すごく充実してる!」と感じるためには、色々なことができます。
家族と過ごしたり、仕事で成功したり、趣味を楽しんだり……。
でも、すべての前提にあるのは「健康である」ことなのではないでしょうか。

健康であれば、今やっていることから、更に他の挑戦をすることができる。
世界中から「体調の都合で諦める」という哀しみをなくすため、FiNCは世界中の人たちの健康を守り、人々のプレシャスライフを守りたいと願っています。

今回は、そんなFiNC Technologiesに人事として2018年10月に入社したばかりのレズビアン当事者・井上さんに、お話を伺ってきました!

※こちらの記事は、2018年10月に行われたインタビューをもとにしております。

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目次
1.FiNCへの入社、職場でのカミングアウト
2.FiNCの健康への考え方-世界中の人の健康を守るために、まず社員の健康を
3.FiNCの行動規範-人として魅力的な人が活躍できる会社。だから、魅力的な人間になろうと努力する。
4.LGBT当事者としてでなく、一人の人間として
5.FiNCが求める人間像は
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1.FiNCへの入社、職場でのカミングアウト



▼「長く生きたい」と願う人の想いを守りたい。そんな思いで、FiNCに入社しました。
今年、88歳の祖母が心不全で亡くなり、それを機に予防医療に興味を持ち始めました。
前職がIT分野の仕事だったのもあり、ヘルステック(クラウド・ビックデータなどをベースとした医療・健康領域サービス)に興味を持ち、FiNCにたどり着きました。
ビジョンとして「一生に一度のかけがえのない人生の成功をサポートする」を掲げ、「すべての人にパーソナルAIを」をミッションに健康な社会の実現を目指す姿に自分の境遇が重なり、「健康と当たり前に向き合える世界の実現」に私も加わりたいと想い入社を決めました。

▼入社日当日の全体会議で全社員にカミングアウト。
レズビアンであることを自覚したのは、幼稚園生のとき。
担任の先生に初恋をしたわけですが、当時は何も違和感なく、女性に魅力を感じていたのだと思います。

そして思春期を迎えるころには自分が周囲と“違う”ことに気づき始め、その頃から自分の性の在り方を「コンプレックス」と捉えるようになりました。

男性は女性と恋をして、女性は男性と恋をするのが当たり前。そんな当たり前に触れる回数が増える度に、自分の心を深く閉ざすようになっていました。大切な家族や友人、先生に自分がレズビアンであることを知られてしまったら、どんな反応が返ってくるのだろう常に恐怖を感じていて。

「大切な人だからこそ偽りのない自分で相手と向き合っていたい」と思っていたけれど、それ以上に彼らと築いてきた関係性を崩してしまうことの方が私にとって辛いことだったんです。だから、オープンにはしませんでした。

でも、高校2年生のとき、自分が自分らしく生きていくことのできない環境にストレスの限界に達し、自分がレズビアンであることを家族や友だちにカミングアウトしました。

当時お付き合いしている女性がいたこともあり、これを機に家族も伝えて。まずは母と姉にオープンにしたのですが、最初は驚いていたものの、家族の想いだから、大切にしたいと受け入れてくれるようになりました。そして、今では父や弟、友人や職場でもオープンにしています。

FiNCでも、自分がレズビアンであることをオープンにしています。
入社日当日に全体会議という全社員が出席する大きなミーティングがあるのですが、その際に新入社員の自己紹介も兼ねてオープンにさせていただきました。

会場の反応はというと…「ざわり」ともしませんでした(笑)。
そもそもFiNCのビジョンは、「一生に一度のかけがえのない人生の成功をサポートする」というもの。だからこそ、一人ひとりの人間をカテゴライズして見るような人は少ないんですよね。
いい意味で特別扱いされないので、私個人としてはとても仲間としてジョインしやすい環境だなと嬉しかったのを覚えています。




2.FiNCの健康への考え方-世界中の人の健康を守るために、まず社員の健康を

数年前までのFiNCは、少ない人数で大きな目標を達成するために、とにかくがむしゃらに、自分の健康も省みずに働いていた。
でもそれって、自分たちが叶えたい夢と逆行していないか? と企業全体が気づいたんですよね。
それを変えたのは、今私がいる人事部の上司でした。

最初は彼女自身が自分の健康と生活を守るために、働き方改革を自分だけで実行していました。子育てをしながら仕事を続けるために残業は一切しないと宣言して、それを実行しつづけたそうです。
それで彼女は考えたそうです。
私だけじゃなくて、これ以降FiNCに入ってくる人たちが皆こういう生活をできなくちゃだめなんじゃないか。私たち自身が身体・精神的に健康でなければ、世界中の人を幸せにすることはできないんじゃないか。って。
だからFiNCは現在もウェルネス経営の推進企業として、働き方改革を実行中です。

勤務時間中には必ずウェルネスタイムを導入し、弊社の子会社(FiNC Fit)のジムトレーナーが中心となり、長時間デスクワークをしている社員たちに5分間のストレッチや軽い運動をレクチャーしてくれる時間を設けています。

身体がこわばっている時には、脳へ送られる血や酸素の量も減ってしまいます。
これをウェルネスタイムで解消してあげる、というのは、結局仕事全体のパフォーマンスを上げることに直結しているんです。

私も入ったばかりのときは正直驚いたのですが、ウェルネスタイム後は仕事の集中力が上がるのを実感していて、時間が合うときには参加しています。

FiNCは2期連続で優良な健康経営に取り組む法人を讃える「ホワイト500」に認定されています。
今や、健康に働けるということは社会的に「信頼ができる企業」の指針になっています。これは社会全体が、私たちの実現したいビジョンに対して真面目に取り組むようになってきた証。
だからこそ私たちFiNCが多くの人の健康を守る気持ちが一番強い企業として、まず社員全員で皆さんの見本になれるくらい幸せになれたら素敵だよね、と考えています。




3.FiNCの行動規範-人として魅力的な人が活躍できる会社。だから、魅力的な人間になろうと努力する。

FiNCでは、創業時から「FiNC SPIRIT」という会社の行動規範が示されていました。
そこには、「FiNC Family」「Integrity」「Non-Defeatist」「Professional」「Team-work」などの10の行動指針があり、
そのひとつひとつの言葉は、人として当たり前に求められるものばかりで、特別な能力を必要とするものではありません。

あくまでも人として、「どういう人が信頼できるか」「どういう人と一緒に働きたいか」「どういう人が人を幸せにできるか」という考えのもとで選ばれたものです。
ただ、行動規範があってもそれを運用できておらず、これをどう評価につなげ、どう社員たちのモチベーションを高めていくかに迷いながら経営を続けていたそうです。
ですが2年前、人事が中心となり、大幅な制度改革を行ったのをきっかけに、この行動規範を全社員共通して徹底されるように変わってきました。

たとえば、名刺サイズのFiNC SPIRITカードを社員全員が携帯し、月に一度上司と「行動指針を守って、どのくらい自分ができるようになったのか」の評価面談。
その面談では、先ほど挙げたような行動指針が評価軸として取り上げられるのですが、「評価軸は分かっているけど、具体的に何をすればいいか分からない」となることも。
だからFiNCでは、行動指針をぼんやりとした概念じゃなくて、「どういうことをしていればこの基準がクリアできるのか」、アクションレベルでしっかりと社員に明示しています。

今日の自分は行動指針を守れていたか、というのは自分の仕事を見れば分かる。結構シビアですが、わかりやすい評価軸です。
でも中には、自分ができないと思っていても、周りから評価してもらえていた! なんてこともありますよね。

ストイックな人は特に、自己評価を低く置いてしまいがち。そういう人たちのこともきちんと評価するために、「FiNCS」というFiNC SPIRITと連動させたサンクスポイント制度ができました。

今日一緒に仕事した人に、やってもらったこと、いいなと思ったこと、感謝したいこと、面と向かって言えなかった「ありがとう」を社内チャットを通して贈り合おう、というもの。
ひとつひとつの「ありがとう」は自動的にポイントとしてその人たちに加算され、上司との面談だけではなく、そのポイントも加味してひとりひとりを評価するようにしています。

私は入社した当日に、上司からWelcomeメッセージが添えられたFiNCSをもらいました。入社当日ということもあり、非常に嬉しかったのを覚えています。

「FiNCS」を導入してから、これまであんまり話していないけど尊敬していた人や、ずっと声をかけてみたかった人とコミュニケーションを取れた! と意外な喜びの声が上がっています。仲間同士の関わり合いが活発になり、前向きなコミュニケーションが増えてきていると。




4.LGBT当事者としてでなく、一人の人間として

最近特によく聞かれるんです。
LGBT当事者として、世の中にどう貢献したいか。
企業人事の一人として、LGBTの方々にどう向き合っていきたいか。
それも素敵なことだとは思うんですが、私個人としては、「LGBT当事者」というカテゴリーの縛られて何かを成し遂げたいという気持ちはないんですよね。
一人の人間として世の中へどう貢献していけるのかに視点を置いています。以前、あるコミュニティで自身のセクシュアルマイノリティをオープンにした時、一人の方がある提案をしてくれて。
それはその場にいた全員で「自分自身のマイノリティを発表していこう」というもの。
当初その場にいた方々は驚いた様子でしたが、提案者を筆頭にこれまで人に話せなかったコンプレックスや悩みなどをオープンにしてくださり、改めて自分だけではなく全ての人が多様性を作る一部なんだと実感しました。
人にはそれぞれ、他の人にはない特別な部分がひとつはあるんじゃないでしょうか。
多様性は目に見えるものだけに注目されがちではありますが、目に見えない部分にも多くの多様性が存在すると思っています。自分はたまたまレズビアンなだけで、それが私を作るすべてでは無い。容姿、性格、嗜好、経験など、様々な要素が集結してその人のらしさなのではなんだと思います。




5.FiNCが求める人間像は



今、自分の境遇に悩んでいても、悩んでなくても、「世界中の人にFiNCを届けたい」と強く思ってくれる芯のある方なら、FiNCはいつでも大歓迎です。

今後当社は日本だけではなく、世界を代表するヘルステック企業になることでより多くの方々の人生が満足のゆくものになるようより組織を強くしていきます。
どんどん事業拡大していくFiNCにご興味のある方は是非オフィスに遊びに来てくださいね。
お会いできることを楽しみにしています。



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